イスラム教の人材を採用して共に働くとなった際に食事が大切な事をご存知でしょうか?
以前に、お祈りについて紹介しましたが「食事」も大切です。
仕事をする上で食事の時間は、コミュニケーションを取る貴重な時間にもなります。
そこで今回は、実際に食事の際にある工夫をして信頼関係を築いた事例をご紹介いたします。
社員同士がコミュニケーションを取る機会は、業務中を除くと「お昼休憩」や「食事会」などがあります。
その時間にコミュニケーションを取ることにより、信頼関係が深まって業務面でも協調性が生まれ、作業効率が上がる効果も期待できます。
イスラム教の人材を採用した企業は、その時間にちょっとした工夫をしました。
イスラム教では、戒律で食べてはいけない食べ物として「豚肉」と「アルコール」があります。
そこで、企業は「豚肉」と「アルコール」をイスラム教の方が食べないようにサポートをすることにしました。
例えば、昼の社内弁当を食べるときに、豚肉が入っていれば気づいた社員が他のおかずと交換をする。
外食の時は、アルコール飲料や豚肉を使った料理を注文しないように確認をするなどのサポートです。
こうしたサポートにより、イスラム教の方は安心して食事をすることができました。
さらには、コミュニケーションのきっかけにもなり、すぐに職場の従業員と馴染めたそうです。
ちょっとした工夫で信頼関係を築くきっかけになりますので、イスラム教の方と仕事をする際はぜひ参考にしてみてください。
