外国人人材を教育するために必要な時間はどれくらいだと思いますか?
恐らく結構かかりそうなイメージをお持ちだと思います。
しかし、実際にはかなり個人差があります。
今回は教育イメージがつかず、難しそうと感じておられる方のために
育成ハードルが高そうな警備業での事例を紹介します。
ハードルが高い点として
警備スタッフには一人で動いてもらう必要があり、また、一般の方と日本語でコミュニケーションをとる場面もあります。
さて、どんな方法を取っているのでしょうか。
関東を中心に複数の支店を持つ 警備会社は過去に2,3人の外国人アルバイトを雇用していました。
そして今回ヨロワークを利用して5名を採用しました。
企業側は色々と大変そうですが、その5名は現役で活躍中だそうです。
そんな企業の担当者から教育で気を付けているポイントを教えていただきました。
それは≪必ず4〜5人のチームで現場に派遣≫するということでした。
企業側も不安が多いですが、働く外国人にとっても不安はあるということで
慣れるまで、独り立ちできると判断できるまではチーム制にしているそうです。
例えば社内ルール徹底という意味で
→メンバー間の監視が効いて路上喫煙などのルール違反を防げる
日本語で話しかけられた
→通行人や社外の方への対応は外国人ではなく日本人が担当する
集合時間の感覚が違って遅刻が起こる
→現場に直行せず、いったん別の場所で集まってから向かうことで遅刻を防止
また、日本人職員に対して「この人は仕事ができるから、教えてあげてね」と
外国人の仕事ぶりを正しく伝え、ポジティブな関わりを促すというフォローを入れています。
今回は警備業を例に育成方法の例をまとめました。
育成方法に困っておられる場合は参考にしてみてください
