大分県中津市の高校生、外国人と「やさしい日本語」で防災について議論

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加地 志帆 /外国人実習雇用士

外国人実習雇用士の資格を取得し、企業が外国人採用をスムーズに進められるように外国人採用プロセスの支援、異文化理解を促進する情報を発信しています。

12月2日、大分県中津市で、高校生たちが外国人に対して「やさしい日本語」を使ってコミュニケーションを取るための学習会が行われました。この学習会は、大分県立図書館と中津市の東九州龍谷高校が共同で開催し、地域の防災に関心を持つ2年生や県内の大学に留学している生徒たちが参加しました。

参加者はまず自己紹介を行い、その後、「やさしい日本語」を使用して防災についてどのように伝えるかについて議論しました。この議論の中で、「防災」や「避難所」、そして「懐中電灯」など、災害時に頻繁に使用される言葉が外国人には理解しづらいことが明らかになり、高校生たちはそれらの言葉を簡単に伝えるのが難しいことに苦労しました。場合によっては、適切な日本語を見つけることが難しく、英語を使ってコミュニケーションをとることが必要である場面もありました。

参加した高校生たちは、「普段は簡単だと思っている言葉を別の言葉に言い換えることが難しかった」と話しています。

大分県立図書館学校・地域支援課の黒木哲也さんは、「日本に住む外国人の半数は英語を話せない国から来ていますが、多くの人々は簡単な日本語を理解できます。「やさしい日本語」を広め、気軽にコミュニケーションが取れる社会を築きたいと思います」と述べました。

この学習会は、外国人とのコミュニケーションにおける言語の壁を克服しようとする素晴らしい取り組みですね。多くの地域や団体などで「やさしい日本語」が広まっていくことを期待しています。