コラム

【外国人人材紹介】おすすめの会社6選を分かりやすく比較

日本の経済が成長を続ける中、外国人労働者の需要はますます高まっており、外国人の採用には適切なパートナーシップが欠かせません。そこで今回は、外国人人材紹介会社の選び方やおすすめの会社について分かりやすく紹介していきます。

日本の外国人雇用の現状

日本では、2023年に外国人労働者の数が204万人を超え、前年比で約22万人増加しました。これは、日本国内での人手不足と経済の回復が主な要因です。特に、ベトナム、中国、フィリピンなどの国からの労働者が多く、全体の3分の2を占めています。

ベトナムからの労働者が最も多く、51万8364人で全体の25.3%を占めています。中国、フィリピンに続き、インドネシア、ミャンマー、ネパールからの労働者も増加しています。

在留資格では、日本人の配偶者や日系人が多く、次に専門的知識や技術を持つ外国人労働者、そして技能実習生が続いています。特に技能実習生の数が増加し、日本の各産業で需要に応じています。

産業別では、製造業が最も多くの外国人労働者を雇用しており、次にサービス業、卸売業や小売業が続いています。特に製造業には多くの外国人労働者が従事しており、彼らの働きが日本経済の成長に重要な役割を果たしています。

(参考)「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)|厚生労働省

外国人人材紹介会社の選び方

ここでは、外国人採用を検討している企業が外国人人材紹介会社を選ぶ際のポイントを紹介していきます。

業界特化型 or 総合(大手)型

(1)総合(大手)型の人材紹介会社
大手人材紹介会社は多くの登録者を抱え、幅広い業種や職種の求人を扱っています。そのため、企業が多様な人材を採用したい場合に適しています。大手ならではの広告効果やブランド力もあり、数多くの応募者から選択できるメリットがあります。

(2)専門特化型の人材紹介会社
専門特化型の人材紹介会社は、特定の業界や職種に特化しています。このタイプの会社は、高度な専門知識やスキルを持った人材を提供することができます。特殊なスキルが求められる業界や、質の高い人材を採用したい場合に向いています。

登録型 or サーチ型

(1)登録型
登録型の人材紹介会社は、求職者が事前にサイトに登録しており、その中から企業に求められる人材を紹介します。登録者は転職意欲が高い傾向にあり、比較的早期の採用が必要な場合に適しています。

(2)サーチ型
サーチ型の人材紹介会社は、求職者がサイトに登録していなくても、条件に合った人材を探すことができます。このタイプは、企業の要件に合ったマッチ度の高い人材を採用したい場合に向いていますが、探すための時間や費用がかかることがあります。

分業型 or 一気通貫型

(1)分業型
分業制の人材紹介会社では、企業対応と求職者の探し方が異なる担当者に分かれています。この方式は、多くの人材を採用したい場合に適しています。それぞれの担当者が専門性を持ち、効率的な採用活動が可能です。

(2)一気通貫型
一気通貫型の人材紹介会社では、1人の担当者が企業対応と求職者探しの両方を担当します。この方式は、企業のニーズに合ったマッチ度の高い人材を重視する場合に適しています。担当者とのコミュニケーションがスムーズであり、対応が迅速です。

全国型 or 地域密着型

(1)全国型
全国型の人材紹介会社は、全国各地から求職者を採用できます。そのため、求人広告の露出が広く、多くの応募者から選択できるメリットがあります。しかし、大都市に求職者が偏りやすいというデメリットもあります。

(2)地域密着型
地域密着型の人材紹介会社は、地域の商習慣や環境に合致した人材を提供します。近隣の求職者を採用したい場合に向いていますが、地域密着型は総じて求職者の応募数が少なくなる傾向があります。

外国人人材紹介におすすめの紹介会社6選

外国人人材紹介におすすめの紹介会社を以下に詳しく紹介します。

WILLTEC(ウィルテック)

WILLTECは、外国人人材紹介に特化したサービスを提供しています。彼らの料金体系はS、M、Lの3つのプランに分かれており、それぞれのプランには異なる料金が設定されています。報酬は完全成果報酬型であり、成果が出た場合にのみ料金が発生します。ユーザー層は、日本語学習者、理系大卒・院卒・専門卒、IT・機電・建設技術者、35歳未満の方々が含まれています。彼らはこれまでに約1300人の外国人人材を仲介しており、高い実績を誇っています。また、特にM、Lプランには海外人材コンサルティングサービスや早期退職保障といったサポートが提供されており、採用から配属後までの様々な段階でサポートを受けることができます。

マイナビグローバル

マイナビグローバルは、特定技能人材を対象とした外国人人材紹介サービスを提供しています。彼らの料金体系は要問合せとなっており、具体的な料金は事前に問い合わせる必要がありますが、成果報酬型であるため、成果が出た場合にのみ料金が発生します。彼らはこれまでに2250人の外国人人材を紹介しており、入社前から入社後に至るまでのサポートが充実しています。

Bridgers(ブリッジャーズ)

Bridgersは、日本語能力試験N1・N2を持つ外国人人材を対象としたサービスを提供しています。彼らの料金体系も要問合せとなっており、詳細な料金については事前に問い合わせが必要ですが、成果報酬型であるため、成果が出た場合にのみ料金が発生します。彼らはこれまでに3500名の内定実績を持ち、特に日本語能力に重点を置いたサービスが特徴です。

GOWELL(ゴーウェル)

GOWELLは、理論年収の35%を紹介料として受け取る完全成果報酬型の外国人人材紹介サービスです。彼らは日本在住者が8000人登録しており、即戦力となる外国人人材を多く抱えています。料金に加えて、返金規定や在留資格変更などのサポートも提供しており、企業の採用ニーズに合わせたサービスを提供しています。

TSUNAGU GROUP(ツナググループ)

TSUNAGU GROUPは、外国人人材の採用を説明会イベントを通じて行うサービスを提供しています。彼らは、採用のためのイベントを定期的に開催し、企業と外国人人材をつなぐプラットフォームを提供しています。料金は、企業が参加するイベントの規模や内容に応じて変動します。大規模なイベントや特別なサービスを希望する場合は、より高い料金が発生する可能性があります。TSUNAGU GROUPは、さまざまな人材を保有しており、そのため、異なる業種や職種に特化した人材を求める企業に対しても、適切な人材を提供することができます。

ToHowork(トゥーワーク)

ToHoworkは、理論年収の20〜25%を紹介料として受け取る成果報酬型の外国人人材紹介サービスを提供しています。彼らは、多様な人材を対象にしており、異なるスキルや経験を持つ候補者を企業に紹介しています。また、彼らのサービスは入社後のサポートも充実しており、外国人人材が円滑に日本での就労を始めるための支援を提供しています。このサポートには、住居の手配や日本語学習の支援などが含まれており、新しい環境での生活や仕事をスムーズに始めるための手助けを行っています。

加地 志帆 /外国人実習雇用士

この記事を書いた人

加地 志帆 /外国人実習雇用士

2019年にYOLO JAPANに入社し、外国人ユーザーの満足度向上を目指し、特にSNSを通じたプロモーション活動を担当。その経験を通じ現在は、企業が外国人採用をスムーズに進められるようヨロワークのウェブサイトにて情報発信。具体的には、外国人採用プロセスの支援、異文化理解を促進するコンテンツの提供。 2023年11月には外国人実習雇用士の資格を取得。企業と外国人が共存できる社会を目指すため外国人採用の知識を深めている。

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